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最新記事【2006年10月28日】

最近は勤務態勢が整ってなくて日勤にあたることがまあない。
早番遅番と人出のない時間帯に回されてしまう。
体はしんどいものの、気は楽に仕事ができる。
なんつってもおばちゃん達と交わる時間が少ないから。これはありがたい。

この忙しい中、リーダー的おばちゃんが暴走を始め、私はホントにホントに怒り狂ってしまった。
こうゆう類のおばちゃんは利用者さんにも威圧的だし、仲間にもキビシイ。
「あの人とはリズムが合わないから一緒に働きたくない」なんて言っている。
こっちは休みもそこそこに人が少ないシフトに入ってるのに、一緒に働きたくないだとぉ〜?!
リズムが合わないぃ〜?
みんなが助け合って無理してシフトの穴を埋めているのに、こんなワガママがまかり通っていいんかいっ!
主任はおばちゃんがコワイのか「そうですねぇ…」と借りてきた猫のようなおとなしさ。
ほんでおばちゃんの言う通りにシフト組んじゃったりするもんだから、こっちはやってられない。

私は主任に「私だって一緒にやりたくない人ぐらいいますよ!(もちろんリーダーおばちゃん)でも仕事でしょっ!普通そんなん通らないすよっ!」とキレた。
すると主任は「うんうん、だけんそうゆう時は休んでいいよ」…………、はぁっ??なんだよソレ!ふざけんじゃねぇーっ!!そんなん仕事回らないじゃんっ。
もうなんにも話したくなくなった。

怒り狂ってる中、上司に「たまには外でごはん食べよう」と誘ってもらい、二人でオシャレなランチを食べながら私は怒りをぶちまけた。
「愚痴ってスミマセン…」と最後に言うと上司は「愚痴じゃないよ、大事なことだよ。だって利用者さんにつながることでしょ?」と優しく受けとめてくれた。
「確かに最近(おばちゃんが)暴走してるなって感じてて、主任にちゃんとシメなさいって話したばっかりだったトコ。気持ちわかるよ」よかったぁ、わかってくれる人がいたんだ〜。
気持ちがすぅーっと軽くなった。

いろんな話をして、私はこのままではいけないと思った。
主任を頼ってても良くはならない。私が動くしかない。
リーダー的おばちゃんに押されて意地悪されても、現実は私がリーダー。
これは上司から言われたポジションなんだもん。
私がヘルパーさんを守っていくしかない。
意地悪なおばちゃんのせいで優しいヘルパーさん達が辞めてしまうようなことがあったら、利用者さんにとってはすっごいマイナスになってしまう。だから私が守っていくしかない!

次の日主任から「ボクにどうしてほしい?教えて?」と突然聞かれた。
どうやら上司からガツンときたらしい。(たぶんね) 私はそこでこないだの怒りを吐き出した。
「平等にみんなをみてほしいんです」主任は「ボクそうじゃないかなぁ?そうしてるつもりなんだけど」と、ピンときていない様子。
「現場をみてほしいんです。何も文句言わないヘルパーさんは、たぶんいっぱいがんばってていっぱい我慢してますよ。主任は文句言う強い人ばかりの意見を聞いてるけど、それがすべて正しいワケじゃないんです。アピールしなくてもすごくイイ仕事してくれてるし、人の悪口言うわけじゃないし、利用者さんとすごくイイ感じでやってくれてますよ。主任がそのまただったら、黙ってがんばってるみんなはバカみたいじゃないですか?そんなじゃ、みんな辞めちゃいますよ。そしたら私も辞めます! だけど、現場にいてそうゆうのを伝えきれてない私にも原因はあります。すみません」

「…」主任は黙ってしまい、その後「ボクみてるつもりだったけど…みてなかった?」
「はい!だって実際シフト変えたりされるじゃないですか?そうゆうのだって、言ったほうがそうかもしれんけど、私はあの人(言われてる人)にすっごい助けてもらってますよ。だからちゃんとやってくれてるんです。今みたいなまんまだと強い人のお気に入りしか働けなくなりますよ。実際おとなしい人はスグ辞めちゃってますよね?そうゆうのがあるからだと思います」
「そうだね…。わかった。ちゃんとみて、言うようにする。これから現場をちゃんとみるけん」少しは伝わったかなぁ?

主任にしたら私はイタイ存在なのかもしれないし、強いおばちゃんに好かれてないことも日々の意地悪で感じてる。
だけど現場でやってて利用者さんの反応みてたら、どっちが大事なのかは私にとっては明らかだから、ここはがんばるしかない。
利用者さんに優しく接することができて、家族にかわって(かわれないけど)生活を支えようとしてるヘルパーさんを少しでも守りたいし、私もそうゆうサービスをしてたいもん。
「優しく接すると利用者さんがつけ上がる、ためにならない」みたいな発言を平気でしてしまうようなヘルパーには絶対なりたくない。し、認めない!
そんなに教育したいなら、ウチに帰って子供のオシメでもかえてろよ!(旦那でも可) 利用者さんはアンタの子供でも分身でもないんだから。
自分より何十年も先輩の方々なんだから、いままでの生き方や譲れない大事なモノがきっとあるよ。
尊敬の気持ちぐらい持ってたほうがいいんじゃない?じゃなきゃやっていけないと思いますけどぉ?

こんな私だから、強いおばちゃんについて行かない私だから、今日も嫌味を言われあいさつを軽く無視されてしまう。
(けっこう辛いかも…)だけど利用者さんの笑顔がたくさん返ってくるから、これが一番大切な答えだと思っている。

自分らしく介護

自分らしく介護は介護ヘルパーゆきちの介護日記です。


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