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最新記事【2006年06月19日】

昨日は2週間ぶりに彼氏とデートだった。

疲れがたまって身体はダルダルだったけど、やっぱり一緒にいるとすっごく元気が出る。

私なんかには勿体ないようなイイ男。
彼と出会ってから、私は自分を見つめる時間が増えたように思う。
介護の仕事やスタッフに対しての姿勢が少しずつ変わっていったのも、彼のおかげだと思っている。
昔は「いまのありのままの自分を受け入れてくれる人」を、異性にも友人にも職場にも求めていた。
でもそれってなんか違うかも、と思ったのは彼の言葉。
「理想の人は、前向きで尊敬できる人」
そのときは「どーせ私は前向きじゃないもん」みたいな気持ちであんま深くは考えられなくて、私は理想と真逆の相手なんだなぁと思うぐらいだった。
でも少しずつズキンズキンきて、意味がわかってきた。ありのままって全然成長してかないってことじゃん。

この人みたいにいつも前向きで穏やかにいたら、毎日がどんなに楽しいだろうって思った。
そんな彼といて私はすごく癒されて、前よりずっと穏やかになれた気がする。
いい雰囲気も悪い雰囲気も伝染するんだなぁと実感。
私もいい雰囲気の伝染ウイルスになりたいと思った。カリカリしてると人の悪いところばっか気になるのに、穏やかな気持ちでいると人のイイところを見つけられる。人のイイところを見つけられたことが嬉しくなったりするから、これってすごくイイ。
昔の私じゃ絶対できなかった。
いまでももちろんカリカリはするけど、前に比べたらウソみたいに少なくなったと思う。

介護の仕事なんていつも人を相手にしていて、スタッフとの連携もとらなくちゃいけないから『逃げ場』がない。
それってかなりしんどい。
そんなときにカリカリ虫に襲われようもんなら、もう仕事なんてやってらんない。
一人でカリカリして空回りしちゃうから最悪な事態になる。そんな人とは誰も仲良く仕事できないだろーし、介護もしてほしくないだろーな。
昔はこんな最悪な姿を曝してたかも思うと、想像するだけで相当へコんでしまう。
いまも職場にカリカリおばちゃんは何人かいて、いつも人の粗探しをしている。
まさに悪い雰囲気のウイルス。
でもこうゆうおばちゃんのイイところを見つけ優しい言葉や誉め言葉をかけると、驚くほど表情が変わり笑顔になる。
笑顔はみんなに広がっていくから、やっぱ人のイイところを見つけるのは何かといい。
職場の雰囲気を良くする近道は『カリカリおばちゃんを誉める』だなぁ。

自分らしく介護

自分らしく介護は介護ヘルパーゆきちの介護日記です。


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